疲労回復は明日への大切なエネルギーの鍵を握っています。方法は簡単です。
まず首の付け根から肩へさすり撫でてみましょう。そして肩から鎖骨に流し込むように指を動かすだけで、肩の部分のリンパ液はスムーズに流れ始めます。
肩揉みの上手な人は、強い力を使って闇雲に揉むようなことはしません。ツボを心得ているのです。ただ力任せに揉んでもリンパの流れは滞ったままで、老廃物や毒素は排出されません。また、揉み方によっては更に症状が悪化する場合もあります。
首の付け根は様々な神経が頭部に繋がる大事な場所ですから、肩をマッサージする際にも、優しく行いましょう。
そもそもコリというのは、周辺の血行が悪くなることで起こります。血行が悪くなると乳酸といった疲労物質が筋肉内に蓄積し、酸性濃度が高まることによって筋肉が次第に硬化し、コリとなって出てくるのです。
運動をしても乳酸が溜まって筋肉痛を引き起こしますが、この場合は運動によって血流が良くなっているのですぐに乳酸は流されていきます。
一方肩のコリは身体を動かさずに長時間同じ姿勢をとってしまった時など、筋肉へ部分的に負担がかかって疲労物質が生まれた状態ですので、運動時どころか普段よりも血行は悪くなっています。
また、コリにはストレスも原因として考えられます。激しいストレスを感じると、緊張した血管は収縮し、血液の流れは滞ってしまいます。
いずれにしてもコリを解消するのには血行を良くすることが重要です。リンパマッサージはまさに血流を正常に戻して本来の機能を働かせるためのマッサージですから、肩凝りに効果があるのもご納得いただけると思います。
そして肩のリンパマッサージを行う際には、肩が凝っているからといって、その部分だけを重点的に押すのではなく、全体の流れを意識してください。
肩の近くのリンパ節を確認しながら、肩全体の流れ、また肩から全身にリンパが流れるように意識することが重要です。身体全体に滞りなくリンパが流れれば、効果はより高いものになるでしょう。